店主敬白
弊社は明治４１年に、陸軍御用達の精肉店として御厨（みくりや）の里、御殿場の地に創業いたしました。時は経ち昭和の初期、外国人村に居を構えていたドイツ人のフリードリヒ氏にハムづくりを教わり、精肉業の傍ら食肉加工も始めました。
その当時から残る燻製釜や、薪でお湯を沸かしハムやソーセージを茹でる五右衛門風呂。それらは当時の味わいを今なお伝えています。
温故知新。いいものは残す。そこからさらに新しきを生み出す。古き良き時代を継承するとともに、新しき時代の良さも取り入れる。それは普遍的な「食べる」という人類にとって不可欠な活動に対し、常に安心と刺激を与え続ける存在でありたい、五代続いてきた弊社の念頭にある想いです。
医食同源。食品を通じて健康と、更には皆様を幸せにしたいという願いのもと、日々精進してまいります。